NZワーホリを終えて振り返る——やっておけばよかったこと10選
NZワーホリを経験して気づいた後悔と学びの10選。旅行・AEWV・仕事・お金・人間関係まで、これからNZに行く人に伝えたいリアルな話。
ワーキングホリデーを経験する中で、「あのときこうしていれば」という気持ちが少しずつ積み重なってきました。
後悔というのは、経験した人にしかわからないものです。渡航前にどれだけ調べても、現地に行って初めて気づくことがある。このブログではワーホリ準備や体験をいろいろ記事にしてきましたが、今回は少し視点を変えて、「やっておけばよかったこと」を10個、正直に振り返ってみます。
これからNZワーホリに行く方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
旅行・体験編
① もっと旅行(南島・離島など)に時間を使えばよかった
「時間はまだある」と思っているうちに、気づいたらワーホリの期間がどんどん過ぎていた——これは多くのワーホリ経験者が口をそろえて言うことだと思います。
NZは国土が日本より少し小さいくらいですが、見どころは信じられないほど多い。北島だけでも十分すぎるほど楽しめますが、南島やスチュワート島まで足を伸ばそうとすると、まとまった時間が必要です。
特に後悔しているのは:
- 離島(スチュワート島・グレートバリア島など)への旅をずっと「いつかそのうち」にしていたこと
- 南島の周遊旅行を計画しないまま日が経ってしまったこと
旅行は「仕事が落ち着いたら」「お金が貯まったら」と後回しにしがちですが、NZにいる今しか行けない場所があります。最初から日程を押さえておくのが正解でした。
② もっと現地の文化やイベントに参加すればよかった
NZには地域のイベントや文化体験が豊富にあります。マオリ文化のハンギ体験、地元のファーマーズマーケット、ラグビーの試合観戦……「いつでも行ける」と思っていると、気づかないうちに機会を逃してしまいます。
仕事や日常生活に慣れてくるほど、週末をのんびり過ごすことが増えていきました。それ自体は悪くないのですが、「もっと外に出てNZの空気を吸っておけばよかった」と感じることがあります。
やっておけばよかったこと:
- マオリ文化体験(ハンギ・ハカなど)を1度はしっかり体験する
- 地域のスポーツイベントや地元のフェスティバルに参加する
- ファーマーズマーケットやナイトマーケットの情報を事前に調べておく
③ NZのGreat Walksやアウトドアアクティビティをもっとやればよかった
NZはトレッキングの国とも言われ、「Great Walks」と呼ばれる整備されたトレイルが10本あります。ミルフォードトラック・ルートバーントラック・トンガリロ アルパイン クロッシングなど、どれも世界トップクラスの絶景ルートです。
ただ、人気のGreat Walksは事前予約が必要で、シーズン中はすぐ埋まります。「気が向いたら行けばいい」という感覚では、結局行けないまま終わってしまいます。
Great Walksの予約はNZ入国前から開始できます。渡航が決まった時点でいくつか押さえておくくらいの気持ちがちょうどよいです。
ビザ・キャリア編
④ ワーホリ中にAEWVのことをもっと早く調べておけばよかった
NZワーホリは原則1年(場合によっては延長可)で終わります。「その後もNZに残りたい」と思ったとき、次の選択肢として現実的なのがAEWV(認定雇用主ビザ)です。
仕事を探す段階から「ワークビザにつながる職種・職場」という軸は意識していました。ただ、AEWVがどういう体系のビザなのか、永住権への道筋はどうなっているのか——そういった制度の中身をきちんと調べたのは、ワーホリもかなり経ってからでした。
就職活動の方針自体は間違っていなかったのですが、ビザの仕組みを早めに理解していれば、雇用主選びや職種の優先順位がより明確になっていたと思います。
早めに知っておきたかったこと:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| AEWV対応の雇用主かどうか | 採用面接前に確認できる |
| 必要なスキル・経験年数 | 職種によって異なる。早めに把握すると行動が変わる |
| 申請に必要な書類 | 職歴証明・資格証明など、準備に時間がかかるものがある |
AEWVとワーホリの違いについてはこちらの記事でまとめています。
⑤ ワーホリ後のキャリアを渡航中から考えておけばよかった
ワーホリの渦中にいると、「ビザが切れたあとのこと」は考えるのが気が重くて、つい後回しにしてしまいます。
でも帰国・転職・AEWV申請など、どの道を選ぶにしても準備には時間がかかります。「決めるのはワーホリが終わってから」という姿勢だと、選択肢が狭まったまま動くことになりかねません。
渡航中にやっておくとよかったこと:
- 「ワーホリで何を得たか」を日本語・英語で整理しておく
- 次のビザ・キャリアの選択肢(AEWV・帰国転職など)を早めにリサーチする
- LinkedInのプロフィールを英語で整備しておく
仕事・手続き編
⑥ 英文CV(履歴書)を渡航前に完成させておけばよかった
NZの就職活動では、日本語の職務経歴書は使えません。英文CVが必要です。
私の場合、現地に着いてから慌てて作り始めたのですが、「どう書けばいいかわからない」「日本の職歴をどう英語で説明するか」という問題にぶつかり、仕事探しのスタートが遅れました。
英文CVは渡航前に完成させておくのが正解でした。自動車業界など専門職の方は特に、使った機材・車種・資格名を英語でどう表現するかを事前にリサーチしておくと、現地での仕事探しがスムーズになります。
NZの仕事の探し方についてはこちらの記事を参考にしてください。
⑦ IRD番号と銀行口座を到着した週に済ませればよかった
IRD番号(NZの納税者番号)と現地銀行口座は、働くために必ず必要なものです。
私は「落ち着いてから手続きしよう」と後回しにしたせいで、最初の給与が銀行口座に振り込まれるまで余分に時間がかかりました。
到着後1週間以内にやること:
| 手続き | 方法 | 目安 |
|---|---|---|
| IRD番号の申請 | IRDのウェブサイトからオンライン申請 | 即日〜数日 |
| 銀行口座の開設 | ANZやKiwibankなど現地銀行の窓口へ | 1〜2時間 |
| SIMカードの購入 | Spark・Vodafone・2degreesなど | 30分 |
これらは後回しにするメリットが一切ありません。到着初日か翌日には動き始めるのがベストです。
到着後の流れについてはこちらの記事も参考にどうぞ。
お金・生活編
⑧ Wise(海外送金サービス)をもっと早く使えばよかった
NZで働いていると、日本の口座にお金を送りたい場面が出てきます。私は最初しばらく銀行の国際送金を使っていましたが、手数料がかなり高くついていました。
Wiseに切り替えてからは手数料が大幅に下がり、「もっと早く使えばよかった」と素直に思いました。銀行と送金サービスの比較についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
人間関係編
⑨ ローカルの友達をもっと作ればよかった
NZに来て最初にできる友人は、どうしても日本人や日本語が話せる人になりがちです。それ自体は悪いことではないのですが、振り返ると「NZ人の友達があまりいない」という現実に気づくことがありました。
NZ人の友達ができると、英語だけでなく現地の文化や価値観に触れる機会が増えます。仕事の紹介につながることも実際にありました。
ローカルの友達を作るためにやっておけばよかったこと:
- 職場のランチや飲み会に積極的に参加する
- スポーツのクラブや地域のイベントに顔を出す
- 近所の人に自分から挨拶する
「話しかけられるのを待つ」のではなく、自分から動く姿勢がカギでした。
自己投資編
⑩ 何か「形に残るスキル」を身につければよかった
ワーホリ中は仕事と日常生活に追われがちで、「自己投資の時間」を意識的に作るのが難しかったです。
でも振り返って思うのは、語学以外に何か具体的なスキル——料理・写真・IT・資格など——を磨いておけばよかったということ。就職面接で「ワーホリ中に何をしましたか?」と聞かれたとき、仕事と旅行以外の「自分で積み上げたもの」があると話に厚みが出ます。
何でもいい。自分が後で語れる「一つの軸」を作っておくと、ワーホリ経験がより評価されやすくなります。
まとめ
NZワーホリを経験して気づいた「やっておけばよかったこと」を10個まとめました。
| # | カテゴリ | やっておけばよかったこと |
|---|---|---|
| ① | 旅行 | 南島・離島など、早めに計画して時間を確保する |
| ② | 体験 | 現地の文化・イベントに積極的に参加する |
| ③ | アウトドア | Great Walksなどのトレッキングを予約から計画する |
| ④ | ビザ | ワーホリ中にAEWVについて早めに調べる |
| ⑤ | キャリア | ワーホリ後の選択肢を渡航中から考えておく |
| ⑥ | 仕事 | 英文CVを渡航前に完成させる |
| ⑦ | 手続き | IRD番号・銀行口座を到着週に済ませる |
| ⑧ | お金 | Wise送金を早めに使い始める |
| ⑨ | 人間関係 | ローカルの友達を積極的に作る |
| ⑩ | スキル | 語学以外の形に残るスキルを磨く |
後悔があるということは、それだけ本気でワーホリに向き合った証拠でもあります。
この記事を読んでいるあなたがこれからNZに行くなら、ぜひこの10個を出発前に読み返してみてください。きっと充実したワーホリになるはずです。
ワーホリの準備をこれから始める方は、まずビザ申請の手順と渡航前チェックリストから読んでみてください。
