AEWV申請の流れ【必要書類・費用・審査期間の実体験】
スポンサー企業が決まったら次はビザ申請。AEWVの申請ステップ・必要書類チェックリスト・費用の内訳・審査期間を実体験をもとに解説します。
スポンサー企業が決まったら、いよいよAEWV申請の本番です。
「書類が多くて何から手をつければいいかわからない」「健康診断って何をするの?」「審査にどのくらいかかる?」——申請前はこういった疑問が次々と浮かびます。
この記事では、私自身がAEWVを申請した経験をもとに、申請の流れ・必要書類・費用・審査期間を一通りまとめます。
AEWVの基本とスポンサー企業の探し方は以下の記事で解説しています。
申請の全体の流れ
AEWV申請は「雇用主側の手続き」と「本人の手続き」が並行して進みます。
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【雇用主側】
① 移民局に認定雇用主として登録済みであることを確認
② ジョブチェック(Job Check)申請 → 承認
③ 申請者にジョブトークン(固有リンク)を送付
【本人側】
④ ジョブトークンのリンクからオンライン申請
⑤ 健康診断(指定医)を受診
⑥ 必要に応じて追加書類を提出
⑦ 審査完了 → Eビザ発行
雇用主のジョブチェック承認を待ってから本人の申請が始まる流れです。雇用主側の準備が遅れると全体が遅れるため、「いつジョブチェックを申請するか」を雇用主と早めにすり合わせておくことが重要です。
必要書類チェックリスト
以下が基本的な必要書類です。職種・滞在期間・状況によって追加が求められる場合があります。
全員が必要なもの
- パスポート(有効期間が申請時点から3ヶ月以上あること)
- 署名済みの雇用契約書(Signed Employment Agreement)
- 職務記述書(Job Description)
- 職歴証明書類(給与明細・在職証明・税務証明など)
- 学歴・資格証明書(学位・卒業証明書など)
- パスポートサイズの写真(2枚)
条件によって必要なもの
| 条件 | 追加書類 |
|---|---|
| NZに12ヶ月以上滞在予定 | 胸部X線(レントゲン) |
| ANZSCO スキルレベル4・5の職種 | 英語力証明(IELTS・PTEなど) |
| 過去に一定期間以上NZ滞在歴がある | 無犯罪証明書(警察証明) |
注意:英語力証明は職種によって不要な場合もあります。雇用主または移民局の公式サイトで対象職種を確認してください。
健康診断について
健康診断は「移民局が指定する医師(Panel Physician)」のみで受診が有効です。自分のかかりつけ医では受け付けてもらえません。
検査内容(目安)
- 身体検査(血圧・体重・視力など一般的な項目)
- 胸部X線(レントゲン)
- 血液検査
受診のタイミング
ビザのオンライン申請を完了すると、移民局から受診案内メールが届きます。案内が届いてから2週間以内に受診することが求められます(遅延するとビザ審査が止まる場合があります)。
受診後の結果は、病院から移民局に直接送付されます。自分でどこかに提出する必要はありません。
指定医の探し方
Immigration NZ の公式サイトで「Panel Physician」を検索すると、NZ国内の指定医一覧が確認できます。オークランド・クライストチャーチ・ウェリントンなど主要都市には複数の指定医があります。
費用の内訳
注意:ビザ費用はNZ政府の方針で変更されることがあります。申請前に必ず公式サイト(immigration.govt.nz)で最新の料金を確認してください。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| ビザ申請費(NZ国内からの申請) | NZD $1,540〜 |
| 健康診断(身体検査) | NZD $200〜300前後 |
| 胸部X線 | NZD $100〜150前後 |
| 血液検査 | NZD $150〜220前後 |
| 無犯罪証明書(日本の場合) | 数千円〜数週間の手続き |
健康診断込みの総費用は、NZD $2,000前後になることが多いです(2026年時点の目安)。日本円では為替によりますが、20〜25万円前後を見ておくと安心です。
ポイント:申請代行費用(移民アドバイザーへの報酬)は、雇用主が負担することは法的に禁止されています。費用を雇用主に請求するような話があれば、規約違反のリスクがあるため注意が必要です。
審査期間と審査中の注意点
移民局の公式目安は「申請の80%が6.5週間以内に完了」です。私の場合は申請から約5週間でビザが下りました。
ただし、以下の状況では審査が長引くことがあります。
- 書類に不備や不足があり追加提出を求められた場合
- 健康診断の結果が遅れた場合
- 申請が混み合う時期(移民局の繁忙期)
審査中のステータス確認
申請後はImmigration NZのオンラインアカウント(Immigration Online)でステータスを確認できます。「Approved」の表示が出て、Eビザが発行されれば完了です。
ワーホリの期限が近い場合
ワーホリビザの期限内にAEWVを申請した場合、「ブリッジングビザ」としてAEWVの審査中もNZに合法的に滞在し、同じ職場で働き続けることができます。期限切れ前に申請を完了させることが絶対条件です。
ビザが下りたら
EビザはImmigration Onlineのアカウントで確認できます。物理的なビザステッカーはなく、パスポートに貼られるわけではありません。
確認すべきポイント:
- ビザの有効期間:雇用契約期間・給与水準によって最長3〜5年
- 就労条件:特定の雇用主のみ、または特定の職種のみなど条件が記載されている場合がある
- 転職する場合:別途ジョブチェックの更新が必要になることがあるため、転職前に確認する
まとめ
- 申請は「雇用主のジョブチェック」→「ジョブトークン受け取り」→「本人がオンライン申請」の順に進む
- 必要書類は職種・滞在期間によって異なる。早めに確認してリストアップする
- 健康診断は移民局指定医のみ有効。案内メールから2週間以内に受診
- 費用はビザ申請費+健康診断込みでNZD $2,000前後が目安
- 審査は80%が6.5週間以内。ワーホリ期限の3ヶ月前には申請を完了させたい
- 申請中もワーホリで同じ職場に在籍中ならブリッジングビザで滞在・就労継続できる
わからないことが多ければ、移民局公認の移民アドバイザー(LIA)への相談も選択肢です。特に書類に不安がある場合はプロに確認してもらうのが安心です。
