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NZワーホリ出発前にやること完全リスト【ビザ取得後・渡航準備中】

NZワーホリのビザが取れたら次はこれ。保険・運転免許・お金・歯科・SIMカードなど、出発前にやること全部をカテゴリ別にまとめました。実体験ベースのチェックリスト付き。

NZワーホリ出発前にやること完全リスト【ビザ取得後・渡航準備中】

NZワーホリのビザが取れた。あとは出発するだけ——と思っていたら、やることが山積みで焦った、というのが私の正直な経験です。

ビザの申請方法はこちらの記事で解説しています。

この記事では、私がワーホリ出発前に実際にやったこと・やっておけばよかったことを、カテゴリ別にまとめます。渡航2〜3ヶ月前から動き始めれば、余裕を持って準備できます。


全体スケジュール感

時期やること
出発3ヶ月前〜航空券・保険・国際免許の手配
出発1〜2ヶ月前日本での各種手続き、歯科・健康診断
出発2週間前荷物の準備、スマホのSIMフリー化
出発直前書類の最終確認、外貨の準備

1. 書類・手続き

ビザの有効期限を確認する

NZワーホリのeVisaには「最初の入国期限(First entry date)」があります。承認メールを必ず確認してください。期限を過ぎると、ビザが失効します。

パスポートの有効期限を確認する

ワーホリは最長12〜15ヶ月(延長込み)。帰国予定日から6ヶ月以上の余裕があるか確認してください。足りない場合はパスポートを更新してから渡航します。

パスポートのコピーを用意する

  • データ(スマホ・クラウド)で保存
  • 紙でも数枚印刷して、荷物に分けて入れておく

紛失したときに、コピーがあると再発行手続きがスムーズになります。

国際運転免許証を取る(運転する予定があれば)

NZは車社会です。地方で仕事を探すなら、ほぼ必須です。日本の免許センターや警察署で即日発行できます。費用は2,350円。

有効期限は発行日から1年間です。渡航直前に取るのがベスト。

NZの運転免許証に書き換える選択肢

1年以上滞在するなら、NZの運転免許証への書き換えもおすすめです。10年有効のNZ免許証が発行され、IDとして使えるようになります(国際免許証はIDとして使用できません)。

書き換えに必要なもの

  • 日本のパスポート
  • 日本の運転免許証
  • 免許証の翻訳(在ニュージーランド日本国大使館・総領事館で発行可)
  • 申請書類・申請料金

公式要件:日本の免許取得から2年以上経過していれば、筆記試験・実技試験は免除されます。

手続きはAA(Automobile Association)で行います。申請時に視力検査があり、左から順にアルファベットを読み上げる方式です(日本のランドルト環=Cの向き方式とは異なります)。


2. 航空券・宿泊

航空券を手配する

往復か片道かは人によります。私は最初から片道で取りました。「いつ帰るかわからない」という状態で往復を取っても無駄になることが多いからです。

一方で、入国時に「帰国便の予約」や「帰国資金の証明」を求められるケースがあります。不安なら往復を取るか、リファンダブルな航空券を選ぶと安心です。

最初の数泊の宿を予約しておく

到着直後はヘトヘトな状態で街を歩き回ることになります。少なくとも最初の3〜5泊はバックパッカーズ(ホステル)やゲストハウスを予約しておくことをおすすめします。

クライストチャーチかオークランドどちらに入国するかによって、相場も変わります。


3. お金・クレジットカード

海外旅行保険に加入する

NZは医療費が高額です。保険なしでの救急外来・入院は数十万円規模になることがあります。

保険は日本で加入するより、NZの現地保険の方が大幅に安くなります。 日本の海外旅行保険は1年間で数十万円かかることがありますが、現地のワーホリ向け保険なら数万円程度に抑えられます。

代表的なのが Orbit Protect for Working Holiday です。私もこれに加入しました。

プラン年間保険料(目安)主なカバー内容
基本プランNZD 574医療費・緊急搬送・旅行キャンセル等
+ 手荷物オプションNZD 660.1上記 + 荷物・所持品(1点上限NZD$1,000、合計上限NZD$5,000)

ほとんどの請求にはNZD$100の免責額(excess)があります(ACC関連はNZD$50、一部の旅行遅延は免責なし)。

手荷物オプション(基本料金の+15%)では1点あたり最大NZD$1,000、合計最大NZD$5,000までカバーされます。ノートPC・カメラ・スマホ・タブレット・バイクなどの高額品は指定品目(Specified Items)オプションで個別カバーも可能です(品目価値の2%が追加保険料)。

クレジットカードの付帯保険は条件が厳しく長期滞在には向かないため、単体での加入をすすめます。

クレジットカードを2枚以上持つ

VISAとMastercardを1枚ずつ持つのが理想です。1枚が磁気不良や紛失でも、もう1枚があれば対応できます。

私が実際に持っていくカードの組み合わせ

カードブランド海外旅行保険
三井住友カード ゴールド(NL)Visa利用付帯あり
エポスカード ゴールドMastercard利用付帯あり

どちらもノーマルカードとして作成後、インビテーションが届いたらゴールドカードに切り替えることで永年無料になります。ゴールドカードには海外旅行保険が付帯されており、2枚をサブとして組み合わせることで補償を厚くできます。

「利用付帯」とは:航空券・空港までのバスやタクシー代など、指定の旅行費用をそのカードで決済することで海外旅行保険が有効になる仕組みです。渡航前に対象の費用をカード払いにしておきましょう。

まずはノーマルカードから始めてみてください。

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当面の現金(NZドル)を準備する

到着直後はATMやSIMを探す前に出費が発生します。現金の準備方法は主に3つです。

方法特徴
海外キャッシング現地ATMで現地通貨を高レートで引き出せる。ただし利息に注意(後述)
Wiseカード実勢レートに近いレートで両替・引き出し可能。手数料も低め
現金両替不安な方はNZD$200〜300程度を日本で用意しておくと安心

レートは銀行より空港外の両替所の方が良いことが多いです。

💳 Wise — 実勢レートで両替・送金できるカード

銀行よりも手数料が低く、NZドルへの両替・ATM引き出し・海外送金に対応。ワーホリ中の金銭管理をシンプルにしたい方に人気のサービスです。

Wiseを無料で開設する → ※ 広告・PR

海外キャッシングの利息に注意

海外キャッシングは使い勝手がよいですが、繰越返済(キャッシング分を即時返済)しないと利息がかかり続けます。 キャッシングした日から返済日までの日数分、利息が発生する仕組みです。

例:30,000円をキャッシング、年利18%のカードの場合

期間利息の目安
7日後に返済約103円
30日後に返済約443円
60日後に返済約887円

※カードによって金利が異なります。ご利用のカードの金利をご確認ください。

キャッシング後はなるべく早く繰越返済することで、余計な利息を防げます。


4. 健康・医療

歯科検診を受けておく

NZの歯科は非常に高いです。ちょっとした虫歯治療でも数万円かかります。日本の保険が使えるうちに歯科検診を受け、治療が必要なものは渡航前に済ませておくことを強くすすめます。

これが一番「やっておいてよかった」と感じたことです。私自身は親知らず1本と虫歯治療でNZD$400支払いました……。日本なら保険適用で数千円で済む処置でも、NZではこの金額になります。

処方薬は多めに持参する

持病がある場合や、定期的に飲んでいる薬がある場合は、3〜6ヶ月分を持参するのがベストです。NZでも手に入りますが、手続きが面倒で費用もかかります。

渡航前に主治医に相談して、多めに処方してもらいましょう。

健康診断(任意)

渡航前に一度全体的な健康状態を確認しておくと安心です。特に義務ではありませんが、長期滞在前に受けておくと精神的に楽です。


5. スマホ・通信

スマホをSIMフリーにする

NZでは現地のSIMカードを使うのが最もコスパが高いです。渡航前に必ずSIMフリー化しておきましょう。

キャリアの店舗またはオンラインで手続きできます。機種によっては最初からSIMフリーの場合もあります。

NZのメインキャリアは One.nz・Spark・2degrees の3社です。コストを抑えたい場合は Spark 傘下の Skinny がおすすめです。SIMはスーパーマーケットやコンビニでも購入できます。

日本のSIMの扱いを決める

  • 解約する(コストを完全にゼロにしたい場合)
  • 最安プランに切り替えて維持する(日本の連絡先を保持したい場合)

私は維持する選択をしました。日本の銀行認証などで電話番号が必要なことが多かったためです。

番号を維持するコストを最小化したいなら povo がおすすめです。基本料金0円で、180日以内に1回トッピングを購入(最安180円〜)すれば番号が維持できます。実質年間約360円で日本の電話番号を持ち続けられます。

変換プラグを準備する

NZのコンセントはType I(斜め2〜3穴)で、日本の形状(Type A)とは異なります。スマホ・PC・カメラの充電器をそのまま差し込むことができないため、変換プラグは必須アイテムです。

筆者が実際に使っているのはヤザワのマルチ変換タップです。NZ対応はもちろん、複数の機器を同時に充電できる点が特に便利でした。USB充電器を別途持ち歩く必要がなくなります。

コンセント3個口タイプ(PC・カメラ・その他を同時充電したい方に)

コンセント2個口 + USB2ポートタイプ(スマホはUSBで充電したい方に)


6. 旅行グッズ(あると便利)

パッキングキューブ(仕分けポーチ)

長期旅行では荷物の整理がそのまま生活のしやすさに直結します。パッキングキューブがあると、スーツケースの中を「衣類・下着・ガジェット」などに分けて管理でき、毎日の出し入れがスムーズになります。

サイズ違いが複数セットになったタイプが使いやすく、無印良品でも同様の商品が購入できます。

TSAロック付き南京錠

NZのバックパッカーズ(ホステル)では、共用ロッカーに自前の南京錠が必要なことがあります。「ロッカーはあるのに鍵がない」という状況は海外では珍しくありません。筆者も別の国の旅行中に同じ状況になり、急いで現地調達した経験があります。

荷物に1個入れておくだけで安心感が違います。スーツケースの施錠にも使えるTSAロック付きタイプがおすすめです。

ガジェットポーチ

充電ケーブル・モバイルバッテリー・変換プラグをひとまとめにしておくと、機内持ち込み時や日々の荷物の出し入れが格段にスムーズになります。筆者もこのポーチに入れてまとめ管理しています。


7. 日本での各種手続き

これが最も面倒なカテゴリですが、後回しにすると帰国後に影響が出ます。

住民票

選択肢概要おすすめ度
住民票を抜く(海外転出届)住民税・国民健康保険の支払い義務がなくなる◎ コスト面では有利
実家に住所を移す住民票は残るため行政サービスを引き続き利用できる○ 手続きが楽

長期間(1年以上)滞在するなら「海外転出届」を出すとコストを抑えられます。ただし、マイナンバーカードの機能が停止されるなど一部デメリットもあります。

国民年金

海外に転出した場合、国民年金の加入義務はなくなります。ただし、任意加入することで帰国後の年金受給額を増やすことができます。

どちらを選ぶかは個人の判断ですが、社会保障協定の内容とともに、渡航前に日本年金機構に確認しておくとよいです。

郵便の転送設定

日本郵便のWebサービスで、実家や信頼できる人の住所への転送設定が可能です。重要書類の見落としを防ぐために設定しておくことをおすすめします。

サブスクリプションの整理

  • 使わないサブスク(ジム、雑誌、アプリなど)は解約する
  • NetflixやSpotifyなどは日本アカウントのまま使えることが多い

Anytime Fitnessを使っている方へ:日本で会員登録していても、NZの店舗で使い続けたい場合は日本側を解約 → NZ側で再加入の手続きが必要です。NZ側のAnytime Fitnessで入会手続きを行えば、世界中の店舗が使えます。逆に、NZで加入していて帰国後も通い続けたい場合も同様で、NZ側を解約して日本側で再加入が必要です。


出発前チェックリスト(まとめ)

書類

  • ビザの有効期限(First entry date)確認
  • パスポートの有効期限確認
  • パスポートのコピー(デジタル+紙)
  • 国際運転免許証(運転する場合)

お金・保険

  • 海外旅行保険への加入
  • クレジットカード2枚の準備
  • NZDの現金(NZD$200〜300)

渡航手配

  • 航空券の購入
  • 最初の数泊の宿の予約

健康

  • 歯科検診・治療
  • 処方薬の多めの準備

スマホ・通信

  • スマホのSIMフリー化
  • 日本SIMの扱いを決める
  • 変換プラグの準備(Type I・NZ/AU対応)

旅行グッズ(あると便利)

  • パッキングキューブの準備
  • TSAロック付き南京錠(スーツケース&ホステルロッカー用)
  • ガジェットポーチ(ケーブル・充電器類のまとめ収納)

日本での手続き

  • 住民票の扱い(海外転出届 or 実家に移す)
  • 国民年金の扱いを確認
  • 郵便転送の設定
  • 不要なサブスクの解約

NZ到着後にやること(次回予告)

渡航前の準備が終わったら、今度は現地での「最初の1週間でやること」が待っています。

  • IRD番号の申請(税番号・就職に必須)
  • 銀行口座の開設
  • NZのSIMカードの購入

これらは現地に着いてからの話なので、次の記事でまとめます。


免責事項:本記事は私の個人的な経験と情報をもとにしています。制度・費用・手続きは変更になる場合があります。重要な手続きについては、各公式機関で最新情報をご確認ください。

This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.